チャップアップについて語るとき、一番多い意見は液垂れでしょうね。塗っていると垂れるから、1回30プッシュは多すぎるというもの。
確かに垂れますが、30プッシュは多すぎません。30プッシュ使わなければいけない理由と、液垂れしない使い方を解説していきます。
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チャップアップ1回分の30プッシュでは液垂れするんですが
チャップアップを30プッシュすると約4mlです。コップ1杯が200mlなのでほんの少しみたいですが、スプレーすると結構な量になります。
それに、ジェットスプレーなので拡散せず、頭皮に当たって流れやすいんです。広がって髪につくよりはムダがなくていいんですけどね。かといって、流れるとそれもムダなんですが。
公式サイトの見解・量は減らさずに塗り方で対処して
公式サイトでも、この液垂れは把握しているみたいで、「よくある質問」で液垂れのことを取り上げています。
回答は、「液垂れは一気に使うと起こりやすいので、少しずつもみ込みながら使うように」というものでした。
量は減らさずに、少しずつ使うようにということですね。
やはり液垂れに戸惑う人は多いようです。30プッシュで垂れるのはもったいないから、どうせならもっと少なくていいんじゃないか、と思う人が多数派でしょう。
でも、減らして効果がなくなるのも困るので、垂れるけれど自分で工夫しながら30プッシュ分を使っているようです。
液垂れしない程度に少量使うと効果はどうなる?
ところで、液垂れはもったいないので、垂れないように使用量を減らすとどうなるか。垂れる分を減らすのだから、効果は変わらないという考えも的外れではないように思えます。
実際にやってみたという口コミは見つかりませんが、減らすとどうなるんでしょうね。自分で実験するのはイヤなので、どなたか…。
たちまち効果がなくなるのか、あるいは、サプリと併用する人が多いので、その場合は効果はあまり変化しないかもしれません。
ともあれ、減らした量と効果との相関性がわかると、大変参考になるんですが。
やっぱり、チャップアップは基本的に30プッシュ使うものでしょう。
チャップアップは30プッシュを頭皮全部に使うのが基本原則
チャップアップは、薄毛や気になる部分だけに使う人が少なくないようです。皮膚につける薬はだいたいそうしますからね。
でも、チャップアップは、頭頂部から前頭部を中心に、頭皮全体に30プッシュ使ってください。そうしないと、効果も見えにくくなるのです。
頭皮全体にチャップアップをつける理由は?
薄毛になる大きな原因には、頭皮環境と血行の悪化が挙げられます。そして、頭皮には境界はなく、血管も全部つながっています。
薄毛になるのはM字とか生え際、つむじ部分といった限定的な範囲ですが、基盤となる頭皮・血管は一体構造です。
そんな構造の頭皮に、チャップアップを断片的につけてもあまり意味はありませんね。全体につけたほうが、いい結果になるはず。
そして、血行促進成分、頭皮の環境改善成分を頭皮全体に行き渡らせるためには、30プッシュ分のチャップアップが必要なんです。
問題は、30プッシュをどうつけるか、です。
チャップアップの液垂れを防ぐ方法いろいろ・オススメは?
チャップアップの効果を出すには、1日30プッシュ・4mlをつけることが必要です。これを守りながら液垂れしない使い方って、どうすればいいんでしょう。
首にタオルを巻く
一番簡単にでき、しかも推奨された使用量を守れるのは、「タオルを首に巻くこと」です。
効果が出るように30プッシュすれば、液垂れは起こってしまいます。それでも推奨量の30プッシュは守りたい。
この矛盾を解決するには、チャップアップで液垂れは起こるもの、と割り切るしかありません。液垂れを認めて、垂れた後をどうするかを考えます。
その答えが、首にタオルを巻くこと。垂れた液剤が首や服につかないように、タオルで吸い取るのが一番簡単にできます。
あとはおでこに垂れた分もふき取って、タオルを洗えば終了。超簡単でしょう?
プッシュの強さで使用量を調整する
あるサイトが、30プッシュの量を測った結果を書いています。体積じゃなく重量だったんですが、1g=ほぼ1mlで、そう大きくは違わないでしょう。
5回測って5回とも、5.4g前後で推移したそうです。かなり多く出るようですね。これだと20日ほどしかもたない計算になります。
軽くプッシュして、出る量を調整しないと1ヵ月もたないようです。30プッシュで4mlの前提が崩れますが、垂れるといわれるのは多めに出ているのかも。
公式サイト推奨の30プッシュで1ヵ月は、軽いプッシュで30回なのかもしれませんね。
そこで、目いっぱいプッシュせずに軽めに押せば、垂れにくく推奨量も満たします。この方法、いいと思います。
つける範囲を小分けにする
今度はちょっと手間がかかりますが、ほぼ確実に液垂れが防げる方法です。
チャップアップをつけたあとマッサージすると、頭皮の液剤が早くなくなりますよね。気化もありますが、頭皮に広くなじむし浸透も促されるからなんです。
これを応用して、頭皮を小分けして、ブロックごとにマッサージまで済ませます。
つまり、数プッシュするごとにマッサージして、液垂れしないうちに浸透させようというわけです。マッサージの分が手間ですが、その分効果アップが望めます。
頭皮を左、中央、右に分け、さらに前後に分ければ6分割。各ブロックに5プッシュすれば30プッシュになり、回数も数えやすくなるし、液垂れも解消できます。
手間ですがチャップアップのムダがなく、マッサージも十分。効果の面でも期待できる方法です。
チャップアップの前に頭を乾かす
どの方法を使うにしても共通する注意事項ですが、プッシュする前にはドライヤーで髪や頭皮を乾かしてください。
水分が多く濡れた状態にチャップアップをつけると、水分と液剤が混ざってよけいに垂れやすくなります。
それに、チャップアップが必要ない髪にまで移りやすく、ムダにもなります。チャップアップの前には、乾燥を忘れないようにしてくださいね。
まとめ
チャップアップは、普通に30プッシュ使うと垂れるのは避けられないみたいですね。多すぎるのでは?との意見も多いんですが、やっぱり30プッシュは必要。
チャップアップは頭皮全体につけないと意味がなく、そのための必要量なんです。
だったら垂れない工夫をしなくてはいけませんね。対策を3つほど挙げましたが、まだ他にもあるかもしれません。
チャップアップを1日30プッシュで4ml、むだなく確実に頭皮につける方法で、薄毛の改善を目指しましょう。